TOP高校の条件1 上位75層の条件(基準) (約200校 四分位法 データ2019-22より)
難関大進学率%データや、四分位法関連のデータから
TOP高校の基準を定めてみる(公立の枠を外し、公私合わせた進学校での基準を定める)
■否定された仮説 公立TOP高校の条件は数値化できる
- 下記の投稿では、有効な基準は提示できなかった。
- 部分的な条件はそれぞれ、問題はなかったが、各条件を合成した結果の、適正な数値化ができなかった。
- データを増やして、各条件で検証してみる
この投稿の結論
上記の条件(基準)から、
中央値50層の基準値を変更 5.0p→6.0p
地域補正を行う場合は5.5p
- 「率」上位75層の基準を検証する。←本投稿
- 「率」中央値50層
- 「率」上位25層
- 「率」難関大学進学力%
- 「数」難関大学進学力%人数
- 「状況」県内順位 Top校は県内に何校?(100万人に1校?)
- 「状況」地域補正 大学立地の偏在の影響を補正できるか?
- 「統合」各条件(基準)をどのように統合し総合的に数値するか?
■四分位法 上位75層順 2019-22約200校
■上位75層:での基準試作(上記、四分位法比較のグラフから)
区分 | 評価 | 基準評価 の数値 |
---|---|---|
7p超 | 同下 | ☆1.5t |
5~7p | Top校超の基準5.0以上 | ☆1.5t |
4~5p | Top校の基準4.0以上 | 〇1.0t |
3~4p | Top校の誤差範囲3.5以上 | ・0.5t |
2~3p | 2~3p | ▲0t |
1~2p | 1~2p | ▲0t |
1p未満 | 1p未満 | ▲0t |
- 上記の評価法は不採用とする
- 基準値(および誤差範囲)をクリアするかどうかで、大きな差が付きすぎる。
- 完全無欠な基準値設定はできない
- 各条件が、基準値の何倍なのかを計算し、その倍率を平均し評価する。
- 例 基準値4.0p: 上位75層が8.0p→2.00倍 上位75層が3.0p→0.75倍
上位75層の度数分布 2019-22
p区分 | 高校数 | 附属校数 |
---|---|---|
7.0p超 | 7校 | 10校(架空の2校 三倍早慶 一倍早慶を含む) |
6~7p | 8校 | |
5~6p | 9校 | |
4~5p | 18校 | |
3.5~4.0p | 15校 | |
3.0~3.5p | 13校 | 16校(架空の2校 三倍MARCH附属 一倍MARCH附属を含む) |
2.5~3.0p | 17校 | |
2.0~2.5p | 19校 | |
1.5~2.0p | 9校 | |
1.0~1.5p | 12校 | |
1.0未満p | 71校 | |
計 | 198校 | 26校 |
■上位75層:7p超校
- 上位75層が概ね~五帝~早慶に進学する高校。
- 難進力%が50%超前後の高校が分布
- 公立は分布なし。神奈川は聖光と慶応附属のみ
- 早慶附属が分布している。
- 進学に関して安全志向の場合、早慶附属と競合する?。
■上位75層:6~7p未満校
- 上位75層が概ね早慶~筑千横茶神広に進学する高校。
- 難進力%が30%超の高校が分布
- 公立は日比谷のみ。神奈川は栄光のみ
- 早慶附属は一つ上の区分に分布している。
- 進学に関して安全志向の場合、早慶附属と競合する。
■上位75層:5~6p未満校
- 上位75層が概ね筑千横茶神広~上基理に進学する高校。
- 難進力%が25%超の各県公立Top校とされる高校が分布
- 北野・札幌南・翠嵐・浅野など
■上位75層:4~5p未満校
- 上位75層が概ね(筑千横茶神広)上基理~他国公立に進学する高校。
- 難進力%が20%超の各県公立Top校とされる高校が分布
- 浦和・西高・国立・湘南・富中部・旭丘・熊本など
■上位75層:3.0~3.5p未満校
- 上位75層が概ね他国公立~MARCHに進学する高校。
- 難進力%が20%弱の各県公立Top校とされる高校が分布
- MARCH附属が分布している(上位75%層は3.0p 上位98%層も)。
- 麻布がこの区分(麻布は集計元データに問題があるor留学が多い?)
■上位75層:3.0~3.5p未満校
- 上位75層が概ねMARCH以上に進学する高校。
- 難進力%が12%以上の進学重点校(上位)など分布(公立Top高校候補も)
- MARCH附属は一つ上の区分に分布している。
- 進学に関して安全志向の場合、MARCH附属と競合する。
■上位75層:2.5~3.0p未満校
- 進学重点校などが分布(エントリ校はほとんど分布していない)
- 準難関大(2p)と非難関大の実データは集計していない。
- 各高校にそれぞれ10%づつ進学者が存在する前提でデータ集計をしている。
- 上記の集計上の問題で、違いを正確に評価できない。
- 集計設定から逆算すると、これらの高校は、概ね上位75~85%が2p、同~75%が3p以上となる。(3pデータまでは実データ集計)
- 上位75%層でGMARCH+関関同立への進学が期待できる高校である。
- 2.1p//2.2pに「断層」、2.2pに「踊場」がある。意味は?
■上位75層:2.0~2.5p未満校
- エントリ校などが分布している
- 上記と同様の集計の問題で、違いを評価できない。
- 集計設定から逆算すると、これらの高校は、概ね上位80~85%が2p、同65~70%が3p以上となる。(3pデータまでは実データ集計)
- 2.2p周辺に、「踊場」がある。
■上位層75:1.0~2.0p未満校
- 上記と同様の集計の問題で、違いを評価できない。
- 集計設定から逆算すると、これらの高校は、概ね上位80%が1p、同70%が2p、同65~70%が3p以上ということになる。(3pデータまでは実データ集計)
■上位75層:1.0p未満校
- 上記と同様の集計の問題で、違いを評価できない。
- 今回、評価できない=基準設定は不可能