公立TOP高校の条件(四分位法 データ2019-22より)

2022年9月1日 この投稿の全文章に取り消し線

条件のクリア数をもとにした指標の試みであったが、

別の方法を用いることにした

 

 

難関大進学率%データや、四分位法関連のデータから

公立TOP高校の基準を定めてみる

 

  • 地方最強公立Top高校は熊本!?(地元に七帝一工がない県限定)

 

 

■仮説 公立TOP高校の条件は数値化できる

公立TOP校が満たすべき条件の数値化

  最上
10
上位
25
中央
50
上位
75
難進
力%
◎難進
◎力人
県内
順位
クリア
加算
最難関が別 五帝非地元 6p非地元 設定なし 最難関が別 82人以上 設定なし +1
9.5p以上 8.0p以上 5.0p以上 4.0p以上 難20%以上 ◎72人以上 TOP数以下  +1
9.0p以上 7.5p以上 4.5p以上 3.5p以上 難18%以上 ・62人以上 TOP数+1以下  +0.5
9.0p未満 7.5p未満 4.5p未満 3.5p未満 難18%未満 ▲62人未満 TOP数+1以上  +0

※は他の記号と重複あり 例「※〇=1.5」「※・=1.0」「※▲=0.5」

  • 難進力人数のみ、「◎=2」←〇の数は2個とする
  • 難進力人数の基準:8クラスで22.5%とし72人を基準値とする。
  • 72人=320人×22.5%

 

  • 〇の数は、7項目(難進力人数は2倍扱い)のため、8個が上限値【8★】
  • 全条件をクリア【〇】の場合は、「〇数=8」となる。星をつけ【8★】と表示

 

  • 難進力人数に「☆」追加:82人を超える数値の場合(72人+10人)
  • 「☆=0.5」→「☆◎85人」は数値「2.5」とする。

 

 

■ 学校の努力で左右できない状況補正➡「※」

※最上位10%:公立TOP高校水準を明らかに超える中高一貫校が立地している県

※難進力% :同上(千葉・東京・神奈川・愛知・京都・大阪・兵庫・福岡など)

※上位層25%:五帝の地元以外(一都三県も※)

※中央値50%:筑千横茶神広6pと上基理の地元以外。一都三県・関西など以外

 

  • これら条件を数値化し
  • 【5.5以上】を暫定的に「公立TOP高校」と定義。
  • この条件や基準の有効性を、実データと照らし合わせてみる。

 

 

  • 規定上の数値上限値は【10.5】
  • 実際の数値上限値は【10】:一都三県(中央値の※なし)中京(上位25の※なし)

 

  • 最上位の評価 【☆8★】は8校 (フルマーク)
  • 次ぐ評価   【:8★】は5校 (難関人数が82名未満で☆なし)
  • 同等の評価  【☆7:】は2校 (難関人数が82名以上で☆あり)
  • 合計で15校 (未掲載の公立高校は存在する? 愛知・大阪?)

 

 

■公立TOP高校とは?

  • 通学圏内で最も高学力生が集まる公立高校。
  • 生徒の大半が難関大学に進学する。
  • 「地域の最難関大学」への進学が、最も多い高校とみなされる。
  • 「地域の最難関大学」多くの都道府県で、地元国公立大学か近い旧帝大への進学を目標とする。
  • 地域社会に、最も優秀な人材を供給する公立高校
  • 地域社会への貢献に、「率」だけではなく、人数も重要。

 

 

■結論 数値化可能と思われる。概ね妥当といえる。しかし、今回の条件は評価の逆転・矛盾が発生した。

  • 条件の数値化合計約10の中で「率」5項目 「数」3項目 「状況」3項目
  • 矛盾・逆転の要因は、「率」を5項目とし重視しすぎたから。
  • 後日、「数」の比重を大きくした判定方法を再考する必要がある。

 

 

 

 

■データ 北日本(五帝の北大や東北大の地域 北関東は筑波大)
校名 最上
10
上位
25
中央
50
上位
75
難進
力%
難進
力人
県内
順位
〇数 ・数 ※☆
〇※
換算
備考
札幌南  〇10  〇9 ※〇8 〇5.1  〇27.6 ☆◎87人 〇1 ☆8★ 0 2 ◎9 北海
札幌北  〇9.6  〇8 ※〇7.6 〇4  ▲17.4  ▲55人 ・2 :4 1 1 △5 北海
札幌西  ▲8.6  ・7.6 ※▲4 ▲3.3  ▲11.2  ▲35人 ▲3 :0 1 1 △1 北海
札幌東  ▲8.1  ▲7.1 ※▲4 ▲3  ▲8.9  ▲28人 ▲4 :0 0 1 △0.5 北海
仙台二  〇10  〇8.6 ※〇7.6 〇4.5  〇24.4  ◎78人 〇1 :8★ 0 1 ◎8.5 東北
宇都男  〇9.9 ※〇8.2  〇5.7 ▲3.2  ・19.5  ▲54人 〇1 :4 1 1 △5 北関
土浦一  〇9.8 ※・7.7  〇5.6 ▲3.3  ・18.9  ▲59人 〇1 :3 2 1 △4.5 北関
水戸一  〇9.5 ※・7.5  〇5 ▲3  ▲16.1  ▲51人 ・2 :2 2 1 △3.5 北関

 

  • 札幌北は重要要素「難進力人▲55人」が響いて【△5】(保留)
  • 宇都宮も、「難進力人▲54人」が響いて【△5】(保留)
  • 定員が公立高校としては少ない280名のため率では有利
  • 土浦一高も、「難進力人▲59人」が響いて【△4.5】(保留)
  • 人口300万人弱の県内に候補校が2校あり分散?
  • 東北大は五帝の中で難易度、学部構成など最も標準的な大学
  • 宮城には公立Top高校超の難関中高一貫は存在しない。
  • 公立高校の在り方には、宮城県の公立高校が最も優れたサンプル?
  • 他の公立進学校のデータが必要。

 

 

■データ 一都三県(五帝なし。東一工・早慶・千横茶・上理の地域)
校名 最上
10
上位
25
中央
50
上位
75
難進
力%
難進
力人
県内
順位
〇数 ・数

※☆

〇※
換算
備考
千葉中 ※〇9.9 ※〇8.4  〇6.8 〇5.2 ※〇23.6  ◎75人 〇1 :8★ 0 3 ◎9.5
船橋 ※・9.4 ※・7.7  〇6 〇4.4 ※・18.8  ・68人 〇2 :3 5 3 ◎7
浦和男  〇10 ※〇8.7  〇7.2 〇4.9  〇27.9 ☆◎102 〇1 ☆8★ 0 2 ◎9
大宮共  ・9.4 ※▲7.3  〇5.4 ▲3.4  ▲15.9  ▲59人 〇2 :2 2 1 △3
日比谷 ※〇10 ※〇9.7  〇7.2 〇6.3 ※〇35.4 ☆◎113 〇1 ☆8★ 0 4 ◎10
△学芸 ※〇10 ※〇8.6  〇6.9 ・3.8 ※〇25.7 ☆◎83人 〇2 ☆7: 1 4 ◎9.5
都西高 ※〇9.8 ※〇8.6  〇6.8 〇4 ※〇24  ◎76人 〇3 :8★ 0 3 ◎9.5
都国立 ※〇9.6 ※〇8.6  〇6.6 〇4.3 ※〇23.9  ◎76人 〇4 :8★ 0 3 ◎9.5
戸山高 ※〇9.5 ※▲7.4  〇5.7 ▲3.2 ※▲17  ▲56人 ・5 :2 1 3 △4
青山高 ※・9 ※▲7.1  〇5.6 ▲3.1 ※▲14.5  ▲42人 ▲6 :1 1 3 △3
翠嵐高 ※〇10 ※〇8.6  〇6.8 〇5 ※〇26.2 ☆◎92人 〇1 ☆8★ 0 4 ◎10  
湘南高 ※〇9.6 ※〇8  〇6.7 〇4.6 ※〇21.3  ◎76人 〇2 :8★ 0 3 ◎9.5  
柏陽高 ※▲8.6 ※▲6.8  ・4.8 ▲3 ※▲12.1  ▲38人 〇3 :1 1 3 △3.  
  • 国公立中高一貫の千葉中と学芸は、高校募集枠が100名超のため掲載した
  • 船橋は、上位層が若干薄いが、バランスよく【◎7.5】
  • 埼玉は浦和1校のみ。大宮は条件クリア〇は2つのみ。
  • 埼玉は浦和超の難関私立進学校はないが、早慶附属2校の影響?
  • 東京は、3校が公立TOP校。
  • 戸山は【△4.5】 一都三県の境界を確かめるため保留。
  • 湘南・翠嵐は全条件をクリア。【☆8★:◎11】と【8★:◎10】
  • 「神奈川公立TOP高校が壊滅状態」とするなら、ほとんどの都道府県も壊滅状態。

 

 

■データ 中部(名大・京大の影響が強い。北陸は七帝大まんべんなく進学?)
校名 最上
10
上位
25
中央
50
上位
75
難進
力%
難進
力人
県内
順位
〇数 ・数

※☆

〇※
換算
備考
富中部  〇10 ※〇8.5 ※〇5.6 〇4  〇24.9  ・69人 〇1 :6 2 2 ◎8 北陸
高岡高  ・9.4 ※▲7 ※▲4 ・3.7  ▲16.2  ▲44人 ▲3 :0 2 2 △2 北陸
泉ヶ丘  〇9.6 ※・7.9 ※▲4.3 ・3.7  ・18.5  ◎73人 〇1 :4 3 2 ◎6.5 北陸
△金大  〇10 ※〇9.2 ※〇6.7 ・3.8  〇27.3  ▲35人  ・2 :4 2 2 ◎6 北陸
旭丘高 ※〇10  〇9.2 ※〇7.6 〇4 ※〇30.5 ☆◎107 〇1 ☆8★ 0 4 ◎10 中京
岡崎高 ※〇9.9  〇8.3 ※〇6.8 ・3.9 ※〇24.5 ☆◎95人 〇2 ☆7: 1 4 ◎9.5 中京
一宮高 ※・9.1  〇8 ※▲4.3 ▲3 ※▲16.8  ▲60人 ・3 :1 2 3 △3.5 中京
県岐阜  〇9.9  〇8.3 ※〇5.8 ・3.8  〇21.4  ◎76人 〇1 :7 1 1 ◎8 中京
  • 富山中部は重要要素「難進力人」が「▲69人」
  • 定員が公立高校としては少ない280名のため率では有利
  • 金沢大学は、他国公立大で、学部バランス・難易度が最もすぐれており、五帝以上の高学力生徒の大量進学もあり得る。この場合、本指標では極めて不利。
  • 泉ヶ丘は、少人数の金大付属の影響があり不利(地方国立附属進学校?)
  • 泉ヶ丘は、この2つの不利な状況下で「6.5」
  • 旭丘は【☆8★】(岡崎も【☆7:】)
  • 公立王国愛知には、他にも公立Top校があるのかもしれない。

 

 

■データ 西日本(京大と五帝の阪大・九大の地域。関西は神大も)
校名 最上
10
上位
25
中央
50
上位
75
難進
力%
難進
力人
県内
順位
〇数 ・数

※☆

〇※
換算
備考
膳所  ・9.4  〇8 ※▲4.3 ・3.8  ・19.4 ☆◎84人 〇1 ☆4 3 2 ◎6.5 関西
堀川高 ※〇9.6  〇8.7  〇5 ・3.7 ※〇22.8  ▲55人 〇1 :5 1 2 ◎7 関西
北野高 ※〇9.9  〇9  〇8.1 〇5.4 ※〇32.8 ☆◎106 〇1 ☆8★ 0 3 ◎9.5 関西
天王寺 ※〇9.5  〇8.5  〇6.3 〇4 ※〇23.2 ☆◎83人 〇2 ☆8★ 0 4 ◎9.5 関西
三国丘 ※▲8.9  ▲7.2  ▲4 ▲2.6 ※▲15.2  ▲50人 ・3 :0 1 2 △1.5 関西
神戸高 ※・9.4  ・7.7  〇5 ・3.6 ※・18.4  ・65人  〇1 :2 6 2 ◎6 22無
長田高 ※・9.3  ・7.7  ・4.9 〇4  ※・18.5  ▲59人 ・2 :1 5 2 △4.5 関西
姫路西 ※〇9.5  ▲7.3  ▲4.3 〇4 ※・18.1  ▲50人 ▲3 :2 1 2 △3.5 関西
修猷館 ※〇9.6  〇8 ※〇6.9 ・3.6 ※・19.8 ☆◎84人 〇1 ☆6 2 4 ◎9 九州
熊本高  〇10 ※〇8.5 ※〇6 〇4  〇22.4 ☆◎89人 〇1 ☆8★ 0 3 ◎9.5 九州
  • 北野・天王寺・熊本は【☆8★】のフルマーク!
  • 公立王国大阪には、他にも公立Top校があるのかもしれない。
  • 各数値はほぼ同じ、神戸【◎6.5】と長田【△5】で決定的な評価差!(保留)
  • 公立3校などの競合、難関中高一貫との競合の影響?
  • 地方で最強公立Top高校は熊本??(地方≒地元に七帝一工がない)

 

 

 

 

 

公立Top校候補の四分位法 比較
■データ 保留校の比較で判定 難進力人数順
校名 最上
10
上位
25
中央
50
上位
75
難進
力%
難進
力人
県内
順位
〇数 ・数 ※☆
〇※
換算
備考
1膳所  ・9.4  〇8 ※▲4.3 ・3.8  ・19.4 ☆◎84人 〇1 ☆4 3 2 ◎6.5 関西
2泉ヶ丘  〇9.6 ※・7.9 ※▲4.3 ・3.7  ・18.5  ◎73人 〇1 :4 3 2 ◎6.5 北陸
3県船橋 ※・9.4 ※・7.7  〇6 〇4.4 ※・18.8  ・68人 〇2 :3 5 3 ◎7
4神戸高 ※・9.4  ・7.7  〇5 ・3.6 ※・18.4  ・65人 〇1 :2 6 2 ◎6 関西
5長田高 ※・9.3  ・7.7  ・4.9 〇4 ※・18.5  ▲59人 ・2 :1 5 2 △4.5 関西22無
6土浦一  〇9.8 ※・7.7  〇5.6 ▲3.3  ・18.9  ▲59人 〇1 :3 2 1 △4.5 北関
7戸山高 ※〇9.5 ※▲7.4  〇5.7 ▲3.2 ※▲17  ▲56人 ・5 :2 1 3 △4
8札幌北  〇9.6  〇8 ※〇7.6 〇4  ▲17.4  ▲55人 ・2 :4 1 1 △5 北海道
*土浦一  〇9.9 ※〇8  〇6 ・3.9  〇21.6  ▲53人 〇1 :5 1 1 ◎6 試算280人
9宇都男  〇9.9 ※〇8.2  〇5.7 ▲3.2  ・19.5  ▲54人 〇1 :4 1 1 △5 北関
10水戸一  〇9.5 ※・7.5  〇5 ▲3  ▲16.1  ▲51人 ・2 :2 2 1 △3.5 北関
11姫路西 ※〇9.5  ▲7.3  ▲4.3 〇4 ※・18.1  ▲50人 ▲3 :2 1 2 △3.5 関西
  • 各難関大への「率」は概ね同等。
  • したがって、「数」の差が決定的。
  • また社会に与える影響は「数」が重要
  • 難進力人数は「質≒率」を統制を試みた高学力者の人数

 

■ 膳所と泉ヶ丘問題
  • 「率」では基準に満たない項目がある。
  • しかし、難関進学人数が「☆◎84人」「◎73人」と、全国有数である。
  • 「率」が低調なのは定員が約400名であることが主な原因。
  • 公立Top校と判定することに問題はない。

 

■ 札幌北問題
  • 「率」は1つを除き基準を満たしている。
  • しかし、【△5】と公立TOP校とは判定されなかった。
  • これは、地元五帝の北大の難易度による係数設定に原因がある。
  • 四分位法の指標では、阪大=名大=東北=九大=北大
  • 難易度が最も低い北大地元の札幌は極めて有利。
  • 「難進学%」と「難進人数」で低評価とされた。
  • この指標は、異なる係数を五帝間に設定している。
  • 係数: 阪大33=名大25=東北20=九大16.7=北大14.3
  • 札幌北の問題は、五帝進学を同等に評価することの問題であった。
  • 難関10国立大学合格者数(率)のランキングも同様の問題をはらんでおり、全国的な比較としては有効ではない。(同地域内限定の比較なら有効)

 

■ 船橋vs戸山問題
  • 船橋>戸山は、ほとんどの指標で船橋が同等以上である。 
  • 【◎7】//【△4】の間に判定の基準を設けることは問題はない。
  • 【◎8】//【△7】 や 【◎4】//【△3】などの設定の妥当性は否定しないが、ここでは検討しない。
 
■ 神戸vs長田問題
  • 神戸【◎6】>長田【△4.5】 は「率」では各項目がほぼ同値。
  • 決定的な差は、「数」の難関進学人数の評価差である。
  • この差は、定員の違いから発生している。
  • 公立進学校の社会的役割から、この差による評価は妥当とすることができる。
  • 近隣に超難関中高一貫校が複数立地している状況化で、Top校候補が3校存在する兵庫の「公立進学Top校」は壊滅からほど遠い状態である。
 
■ 土浦一vs宇都宮
  • 「率」では 9宇都宮 > 6土浦一
  • 「数」では 9宇都宮 < 6土浦一
  •  定員は  280人 < 320人 
  • 公立進学校が「率」を最優先し、「数」を軽視する場合
  • 土浦一が280人に定員減し、下位40人が減った仮定で試算すると、
  • 上記表「*土浦一」となる。(難関大への推計進学率82%→91%)
  • 上記の判定表では、【◎6】となり公立TOP高校と判定される。
  • *土浦一280人と土浦一320人、どちらを高く評価するか?
  • 私は、土浦一320人を高く評価したい。
  • ここから、次のことがいえる。
 
■ 宇都宮の判定
  • 6土浦一320人 > *土浦一280人 >9宇都宮280人
  • したがって、320土浦一を【△4.5】とするなら、280宇都宮も公立TOP校ではないと判断すべき。
  • 判定ラインは、どのように設定しても、基準をぎりぎり下回る高校が生まれる。
  • 【◎5.5】//【△5】の妥当性を否定する事例ではなかった。

 

  • ② 6土浦一320人 > *土浦一280人
  •   6土浦一320人:非公立TOP校  *土浦一280人:公立Top校
  • これらの条件は矛盾する。
  • 今回使用した判定方法に、矛盾が発生した原因がある。
  • 後日、判定方法の見直しが必要である。 

 

 

「率」のみを重視する弊害
  • 今回の、試しが失敗に終わったのは、「率」を重視しすぎたからである。

  • これは、公私比較などにも同様の課題となる。

  • 「率至上主義」は、率の算出に不可欠な分母を実際に認識していない?
  • 400人校・360人校・320校・280人校・240人校・200人校・160人校と分母は2倍以上異なる。
  • 分母(定員)を軽視した評価は、入学者の利益のみの視点である。
  • 「率」のみを優先するならば、4クラス160人定員程度が有効である。
  • 学校選択で小規模校を個人的な選択条件とすることに問題はないが、小規模校は「贅沢」であるというこを自覚したほうが良い。
  • 私立であっても、私学助成金などがあり、「小規模という贅沢」を税金により維持しているという側面がある。 
  • したがって社会的視点から、「率」のみならず、「数」をより重視すべき。

 

  • ちなみに、全国有数の難関中高一貫進学校は、定員が200名前後と小規模であっても、「数=難関進学人数」は多く輩出している。
  • 定員180人が栄光学園の【難関進学人数は☆◎88人】である。
  • 名門進学校としての評価は、「率」だけでなく「数」でも支えられている。
  • この観点では、日本1の進学校は定員が400人の開成となる。