四分位法 上位層25%順(全国約200校 神奈川中心)2019-22

四分位法で比較

上位25%順で比較(各高校の上位層の現実的な目標大学)

上位25%の数値は容易に上がらない。

定員300人高校で、75番目の生徒が進学する大学

2クラス分の人数のため、ドラゴン桜のような特進クラス1つでは変化しない数値

 

 

■仮説 一都三県の公立は、上位25%と下位75%の差が小さい?

  • 「上位層の割に下位層は壊滅的!!」は一都三県の公立ではなく
  • 中高一貫校や、地方公立進学校にあてはまる指摘ではないか?   

■結論 若干、公立の方が下位層75%の状態が良い

  • 各区分のサンプルが少なく、相関関係などの有効性に疑問が残る
  • 少なくとも 公立高校≧中高一貫校 であることは確認できた
  • 少なくとも「上位層の割に下位層は壊滅的!!」は公立進学校の特徴ではなく、ほとんど全ての進学校の特徴である。
  • 程度の差は有るが、上位25%で条件を揃えると、公立優位の傾向

 

上位25%:10p 国医・東大

 

 

上位25%:9~9.5p 国医・東大~京一工

■一都三県公立:日比谷

  • 下位75%は日比谷の数値が最も大きい 6.3p(早慶~筑千横茶)
  • 一都三県中高一貫校は 6.3~2.4p

 

 

上位25%:8~8.5p 京一工~五帝

■一都三県公立:浦和・翠嵐・西高・都国立・湘南

  • これら五校の下位層75%は5.0~4.0p(上理~他国公立)
  • 一都三県中高一貫校5校は5.4~3.9p(上理~他国公立~) 早稲田中は除く
  • 公私高校で大きな差はない?
  • これら、公立TOP高校が「上位層の割に下位層は壊滅的!!」ならば、この区分の中高一貫校も同様に下位層が壊滅していることになる。

 

 

 

 

上位25%:7.5p 五帝~早慶私医
■一都三県公立:船橋・戸山・大宮
  • これらの下位層75%は3.4~3.2p(他国公立~GMARCH
  • 一都三県中高一貫校9校は3.7~0.9p(他国公立~非難関大)
  • 公私高校で差がある。(暁星以外の下位は? 留学2割前後いる?)
  • これら、公立高校が「上位層の割に下位層は壊滅的!!」ならば、この区分の中高一貫校は公立以上に下位層が壊滅していることになる

 

 

 

上位25%:7p 早慶
■一都三県公立:川越・柏陽・青山
  • これらの下位層75%は3.1~1.3p(~GMARCH~準難関大)
  • 一都三県中高一貫校21校は2.9~0.5p(GMARCH~非難関大)早慶附属除く
  • 公私高校で差がある。
  • これら、公立高校が「上位層の割に下位層は壊滅的!!」ならば、この区分の中高一貫校は公立以上に下位層が壊滅していることになる

 

 

 

上位25%:6.5p 早慶・筑千横茶神
■一都三県公立:川和・千葉東・厚木・立川・浦和一女・新宿・春日・緑ヶ丘
  •  

    これらの下位層75%は2.5~1.8p(GMARCH~準難関大)

  • 一都三県中高一貫校21校は2.9~0.5p(GMARCH~非難関大)早慶附属除く
  • 公私高校で差がある。
  • これら、公立高校が「上位層の割に下位層は壊滅的!!」ならば、この区分の中高一貫校は公立以上に下位層が壊滅していることになる



 

上位25%:6p 筑千横茶神
■一都三県公立:八王子東・YSF・小山台・佐倉
  • これらの下位層75%は1.5~0p(~準難関大~非難関大?)

     

  • 一都三県中高一貫校は1.6~0p(~準難関大~非難関大?)
  • 公私高校で差がない。
  • 都国際は海外合格73~158名なので、都国際を除いて再度比較
  • 公立は1.5~0.5p
  • 都国際を除くと、公私で若干差がある。
  • これら、公立高校が「上位層の割に下位層は壊滅的!!」ならば、この区分の中高一貫校は公立同様に下位層が壊滅していることになる

 

 

上位25%:5.5~5p 筑千横茶神~上理
■ 一都三県公立:多摩・小田原・国分寺
  • これらの下位層75%は1.3~0.9p(~準難関大~)

  • 一都三県中高一貫校は0.5~0p(非難関大~)
  • 公私高校で差がある。
  • これら、公立高校が「上位層の割に下位層は壊滅的!!」ならば、この区分の中高一貫校は公立同様に下位層が壊滅していることになる

 

 

上位25%:4.5p 上理~他国公立
 一都三県公立:横須賀・県相模原・横浜国際など9校
  • これらの下位層75%は0.6~0p(~非難関大~)

  • 一都三県中高一貫校は0p(非難関大~)
  • 公私高校で差がある。
  • これら、公立高校が「上位層の割に下位層は壊滅的!!」ならば、この区分の中高一貫校は公立同様に下位層が壊滅していることになる

今回用いた指標で、これらの高校の下位層75%を評価することはできない?

 

 

上位25%:4p 他国公立
 一都三県公立:平塚江南・希望ケ丘・光陵など14校
  • これらの下位層75%は0.4~0p(~非難関大~)

  • 一都三県中高一貫校は0p(非難関大~)
  • 公私高校で差がある。
  • これら、公立高校が「上位層の割に下位層は壊滅的!!」ならば、この区分の中高一貫校は公立同様に下位層が壊滅していることになる

今回用いた指標で、これらの高校の下位層75%を評価することはできない

 

上位25%:3.5p 他国公立~GMARCH
 一都三県公立:大和・鎌倉・金沢・神奈川総合など11校
  • これらの下位層75%は0.4~0p(~非難関大~)

  • 一都三県中高一貫校は0p(非難関大~)
  • 公私高校で差がある?

今回用いた指標で、これらの高校の下位層75%を評価することはできない

 

 

上位25%:3p GMARCH
一都三県公立:茅ヶ崎北稜・平沼・桜丘など11校
  • MARCH附属は、中央値や下位75%比較では、進学重点校なみの数値?

今回用いた指標で、これらの高校の下位層75%を評価することはできない

 

 

上位25%:3未満 準難関大~非難関大
 一都三県公立:4校
  • 今回用いた指標で、これらの高校の下位層75%を評価することはできない

  • 日大系や日本女子大附属の中央値は中位エントリ校に相当する
  • 日大系や日本女子大附属の下位層75%は進学重点校に相当する